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そもそも『防水工法』といっても種類や目的は様々なんだぞ。では、表と共に種類ごとの特徴を説明していこう。まずは1つめ・・・
■ウレタン防水 耐久年数:12年程度 適応:全て 厚み:3.0㎜~一言で言うと、下地に塗るだけで防水層を形成する工法です。ウレタンは不定形材料のため、施工場所の形状が複雑でも簡単かつ確実に施工できるのが特徴で、しかも軽量です。施工場所に物があっても、別素材の旧防水層があっても、その上から施工できるんです。材料を塗るだけなので、改修工事として簡単な工事であり、工期も短く済み、コストも全面改修に比べて半分以下で済みます。また、撤去する材料も出ないので、環境保全・廃棄処理の観点からも優れています 。
長所 下地の形状に馴染みやすい。簡単で短期間で終わり、安価である。また、臭いも発生せず熱の発生もないので、周辺環境へも優しい。既存の防水層があってもその上から塗ることが出来、また高性能なウレタンを重ね塗りして弾性を高めることもできる。短所 短所らしい短所はない。強いて言えば、人の手で塗るため完全に均一にはならないということ。完全な外観にはならないということ、、、でしょうか、、、。もちろん専用の機器を用い、最低限にすることが出来ます!また、経年による劣化と、亀裂に弱い。しかしこれは、塗りか重ねにより解決できる。 今回はこの辺にしておこう!次回は『防水工法の種類~その弐~ゴムシート防水/塩ビシート防水』について紹介していくぞ。※種類ごとに耐用年数や金額、お勧めの仕様箇所等が大きくことなりますので、各防水の種類の特徴を理解しながら、防水工事会社の選定を進めて行きましょう。