【15期目突入】“構造を知る施工”で、長く安心を残す。
こんにちは。(株)マサの田村です。おかげさまで当社は15期目を迎えました。現場に立ち続けてこの道30年。私たちが大切にしているのは、いつでも建物の構造から考えること。見えている症状だけで判断せず、なぜ起きたのかを解くところから始める——それが、建物を長期的に保存する最短ルートだと確信しています。
私たちの基本姿勢
- 原因究明の徹底:散水・赤外線・小開口などを組み合わせ、通り道を特定。
- 恒久解決志向:応急の止水に留めず、再発を断つ本復旧までご提案。
- 記録と透明性:写真・動画・図解で“見える品質”を提供。
- 安全第一・品質最優先:段取りと検査に妥協なし。養生・清掃まで現場品質。
経営理念と社是の違い
似ている言葉ですが、担う役割が異なります。当社では次のように位置づけています。
経営理念(Purpose:存在意義)
「企業は、社員の幸せを通じて、社会発展に寄与します」
- 会社がなぜ存在するのかを示す“北極星”。
- 事業や投資、人材育成の最上位の判断軸。
- 社員と家族、協力会社、お客様、地域社会の好循環を目指します。
社是(Creed:行動の心構え)
「人や社会を大切にする会社をつくりましょう」~思いやりのある心~
- 毎日のふるまいを正す行動の規範。
- 迷ったら“人への配慮”を優先。短期利益より長期の信頼を選択。
- 挨拶・整理整頓・報連相など、足元の当たり前を強くする。
まとめ:
15期目の重点テーマ
- 構造理解×提案力の深化
図面・納まり・劣化要因を読み解き、原因→対策→再発防止を明快にご説明します。
- 標準化と再現性
現場手順・検査・記録様式を統一し、誰が施工しても同じ品質へ。
- 人づくり(教育と安全)
若手に“勘”ではなく原理原則を伝える。KY・足場点検・保護養生を習慣化。
- アフター強化
引き渡し後の点検・メンテ提案を体系化し、長期的な安心を伴走します。
- 地域連携と信頼の輪
行政・学校・地域団体との協働を進め、安心な建物環境づくりに寄与します。
現場からの学び(この道30年)
- “面”より“点”:広く塗る前に、侵入点の特定が解決の近道。
- 一次止水は通過点:応急対応のままでは、いつか再発する。
- 納まりの理解が命:笠木・立上り・入隅出隅・貫通部——細部の積み重ねが寿命を左右。
- 記録は品質:写真と数値で語れる現場は、信頼が早い。
関わるすべての皆さまへ
- お客様へ:見えない部分ほど丁寧に。選択肢とリスクを正直にお伝えします。
- 協力会社さまへ:段取り共有と事前協議を徹底し、安全と品質を最優先に。
- 社員へ:失敗の共有は価値。互いを尊重し、学びを次の標準にします。
行動指針(5つの“やり切る”)
- 原因特定をやり切る(順序散水・赤外線・小開口の適用)
- 設計意図をやり切る(納まり図と仕様の現場落とし込み)
- 安全対策をやり切る(KY・足場点検・墜落防止・養生)
- 記録提出をやり切る(写真・動画・検査記録の標準化)
- アフターまでやり切る(点検・助言・改善提案)
結び|誠心誠意、妥協のない会社づくりを。
15期目も、誠心誠意を胸に、妥協のない会社づくりを続けます。構造を知り、正しい手順で、正しい材料を、正しい環境で使う。当たり前を積み上げ、長期保存できる建物を一件ずつ増やしていく。これが(株)マサの約束です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役 田村昌之
